築地本願寺パイプオルガンランチタイムコンサート♪詳細♪

では、”築地本願寺パイプオルガンランチタイムコンサート”の詳細を紹介しましょう。



パイプオルガン奏者:小島弥寧子(こじまみねこ)さん
     尺八奏者:三橋貴風(みつはしきふう)さん


 曲目  ♪第1施法のイントナツィオ
     ♪HAMA
     ♪分陀利華(ふんだりけ)
     ♪フルートソナタ ロ短調 BWV1030より
      第1楽章 アンダンテ
     ♪半音階的幻想曲
     ♪夢海路(むかいじ)



正直なところ聴く前は、尺八とパイプオルガンの組み合わせとはどのようなものなのか、うまく合うものなのか想像がつかず、ある種の不安にも似た感情を抱いていました。


双方共もともと「空気を送り込んで奏でる楽器=管楽器」ということもあり、ものすごく合うんです!!
凛として和の心を感じる尺八と、優しくも神秘的な音色のパイプオルガンが合わさると、この上なく神々しく清らかな旋律となるのです。


なんとなく厳かで無骨なイメージのある尺八ですが、吹き方によっては、どんなに優しく美しい音色をも奏でることが可能なのだということを知りました。

演奏中は、終始暖かく神聖な光の中にいるかのような、心に溜まった良くないものが清め流されていくかのような…不思議と心地よい空気が流れていました。


生徒達の印象に残った曲を訊ねてみたところ、最初の”第1施法のイントナツィオ”が最も人気でした。神が降臨しそうな神々しさが印象的な曲でした。この曲は、バッハよりも前に活躍していたA.ガブリエリという方の作曲だそうです。

ちなみに私のお気に入りは、1番最後の”夢海路”です。
夢の世界を漂っているような、どこか懐かしくも切ない曲です。
この時何かが心の琴線に触れ、目頭が熱くなりました。CDを買ってみようかな…


このような素晴らしいものが聴けた上に勉強ができ、感動しました!!
また機会がありましたら、是非またみんなで聴きに行きたいですね。


現在は本堂修復工事のため、しばらくはコンサートができないそうです。
次回は10月とのことなので、皆様も是非お聴きください♪